厚生労働省は16日、建設現場の高さ2メートル以上の場所で作業員が着用する安全帯について、胴体部全体を支持するフルハーネス型を原則化する方針を固めた。先行する欧米の事例や国際規格を踏まえ、建設業の死傷災害で最も多い墜落・転落時の安全対策として有効と判断した。17年度に省令・告示で定め、数年以内に施行する。建設会社には着用に関する作業員教育の実施も義務付ける。
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