1月11日の国内債券市場:日銀オペ結果への安心感から反発
【債券先物】
前日の海外市場では米長期金利が小動きだったものの、債券先物(3月限)も前日比7銭高の150円42銭でスタートし、前場は堅調な展開が続いた。中長期ゾーンの日銀オペのオファー額に変化がなかったことに加えてオペ結果も強めだったことから、後場は一段高となり一時は前日比18銭高まで上昇した。終値は前日比13銭高の150円48銭で引けている。
【現物債・イールドカーブ】
2年カレント(384回債) :▲0.135%(▲0.5bp)
5年カレント(134回債) :▲0.085%(▲0.5bp)
10年カレント(349回債):0.065%(▲1.5bp)
20年カレント(163回債):0.590%(▲1.0bp)
30年カレント(57回債) :0.840%(▲0.5bp)
40年カレント(10回債) :1.010%(±0.0bp)
日銀オペの結果を受けて長期ゾーンが金利低下を主導する形となっており、イールドカーブはブル・スティープニング気味に推移している。
【明日のスケジュール】
■国債入札
40年債(発行額:5,000億円)
40年債入札は10回債のリオープン発行となる。先日の日銀オペ減額を受けて市場参加者のセンチメントが悪化している状況下での入札となるため、慎重な姿勢で臨みたいと考えている。
■日銀国債買い入れオペ(予想)
なし
■金融政策関連/その他重要イベント
米小売売上高/米CPI
YOU MIGHT ALSO LIKE