7月3日の国内債券市場:10年債入札は無難な結果に
【債券先物】
債券先物(9月限)は前日比1銭安の150円93銭でスタートし、前場は10年債入札を控えて弱含みでの推移が続いた。10年債入札を無難に通過したものの、後場もマイナス圏での推移が続き、終値は前日比3銭安の150円91銭で引けている。
【現物債・イールドカーブ】
2年カレント(390回債) :▲0.135%(±0.0bp)
5年カレント(135回債) :▲0.120%(±0.0bp)
10年カレント(350回債):0.025%(+0.5bp)
20年カレント(164回債):0.490%(±0.0bp)
30年カレント(58回債) :0.700%(±0.0bp)
40年カレント(11回債) :0.845%(▲0.5bp)
10年債入札は応札倍率4.37倍(前回4.38倍)でテールは2銭(同1銭)となったほか、最低落札価格は市場予想に一致したことから、無難な入札結果であったと判断している。イールドカーブについては動意に乏しく、概ね横ばいとなっている。
【明日のスケジュール】
■国債入札
なし
■日銀国債買い入れオペ(予想)
「残存1-3年:2,500億円」「残存3-5年:3,000億円」「残存5-10年:4,100億円」
※オファー金額については直近のものを記載しており、市場環境によっては増減する可能性がある。
■金融政策関連/その他重要イベント
原田日銀審議委員講演
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