9月7日の国内債券市場:引けにかけて伸び悩み
【債券先物】
前日の海外市場では米長期金利が低下しており、債券先物(9月限)も前日比5銭高の150円44銭でスタートした後、前場は寄り付き水準でのもみ合いとなった。後場も同様の水準での推移が続いていたが、目立った材料のない中、大引けにかけて上昇幅を縮小する動きとなった。終値は前日比1銭安の150円38銭で引けている。
【現物債・イールドカーブ】
2年カレント(392回債) :▲0.115%(+0.5bp)
5年カレント(136回債) :▲0.075%(±0.0bp)
10年カレント(351回債):0.105%(±0.0bp)
20年カレント(165回債):0.610%(±0.0bp)
30年カレント(59回債) :0.840%(±0.0bp)
40年カレント(11回債) :0.975%(±0.0bp)
中期ゾーンの流動性供給入札は無難な結果であった。現物債も先物同様に引けにかけて金利低下幅を失う展開となり、イールドカーブは概ね横ばいとなっている。
【来週のスケジュール】
■国債入札
11日:30年債(発行額:7,000億円)
13日:5年債(発行額:2兆円)
14日:国庫短期証券(3ヵ月、発行額:4兆3,000億円)
■日銀国債買い入れオペ(予想)
12日:「残存5-10年:4,500億円」「残存10-25年:1,800億円」「残存25年超:600億円」
14日:「残存1-3年:3,000億円」「残存3-5年:3,500億円」
※オファー金額については直近のものを記載しており、市場環境によっては増減する可能性がある。
■金融政策関連/その他重要イベント
13日:英MPC/ECB理事会/トルコの金融政策発表/米CPI
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