9月26日の国内債券市場:40年債入札は順調な結果に
【債券先物】
前日の海外市場では米長期金利が小幅に上昇していたが、債券先物(12月限)は前日比2銭高の150円04銭でスタート。前場は40年債入札を控えて様子見気分が強く横ばい圏での推移となった。入札結果が順調だったこともあって、後場は上昇幅を緩やかに拡大する動きとなり、終値は前日比10銭高の150円12銭で引けている。
【現物債・イールドカーブ】
2年カレント(392回債) :▲0.115%(▲0.5bp)
5年カレント(136回債) :▲0.065%(▲0.5bp)
10年カレント(351回債):0.120%(▲0.5bp)
20年カレント(165回債):0.650%(▲0.5bp)
30年カレント(59回債) :0.905%(±0.0bp)
40年カレント(11回債) :1.065%(±0.0bp)
40年債入札は応札倍率3.24倍(前回3.30倍)で応募者利回りも市場予想を下回ったことから、順調な入札結果であったと判断している。しかしながら、超長期債はやや上値が重く、30年カレントおよび40年カレントは前日比横ばいとなっており、イールドカーブはブル・スティープニング気味の動きとなった。
【明日のスケジュール】
■国債入札
なし
■日銀国債買い入れオペ(予想)
「残存1-3年:3,000億円」「残存3-5年:3,500億円」「残存10-25年:1,800億円」「残存25年超:500億円」
※オファー金額については直近のものを記載しており、市場環境によっては増減する可能性がある。
■金融政策関連/その他重要イベント
黒田日銀総裁挨拶
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