10月24日の国内債券市場:20年債入札を順調に通過
【債券先物】
債券先物(12月限)は前日比横ばいの154円14銭でスタート。寄り後は目立った材料もなく、20年債入札を控えて小動きとなった。20年債入札は順調な結果となったものの、後場の債券先物は一時前日比8銭安まで売り込まれる動きとなった。しかし、引けにかけては超長期債の金利低下に連れて債券先物も買い戻される展開となり、終値は前日比7銭高の154円21銭で引けている。
【現物債・イールドカーブ】
2年カレント(405回債) :▲0.255%(▲0.5bp)
5年カレント(141回債) :▲0.280%(▲0.5bp)
10年カレント(356回債):▲0.150%(▲1.0bp)
20年カレント(169回債):0.235%(▲1.5bp)
30年カレント(64回債) :0.385%(▲2.5bp)
40年カレント(12回債) :0.420%(▲2.5bp)
20年債入札は応札倍率が3.91倍(前回3.48倍)に上昇し、最低落札価格も市場予想に一致したことから、順調な入札結果であったと判断している。現物債は朝方から超長期債が堅調な推移となっており、入札結果を受けてその動きが強まり、イールドカーブはブル・フラットニングしている。
【明日のスケジュール】
■国債入札
国庫短期証券(3ヶ月、発行額:4兆2,700億円)
■日銀国債買い入れオペ(予想)
なし
■金融政策関連/その他重要イベント
独IFO指数
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