Category : 海外ニュース

8か月前

27日の香港市場概況:ハンセン0.2%高で小反発、アリババ上場2日目3.0%高

27日の香港市場は小幅に値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比40.08ポイント(0.15%)高の26954.00ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が2.74ポイント(0.03%)高の10620.11ポイントとそろって反発した。売買代金は757億1900万香港ドルに縮小している(26日は1330億4800万香港ドル)。

米株の史上最高値更新を好感。米中協議の進展が期待された。トランプ米大統領は26日、通商協議の「第1段階」合意は最後の難所を迎えているとしたうえで、「完了は近い」と記者団に語っている。また、コンウェイ米大統領顧問は同日、通商合意は「かなり近づいている」とメディアインタビューで答えた。ただ、上値は限定的。協議の成り行きを見極めたいとするスタンスが依然として根強いほか、中国・香港の景気先行き不安も重しとなった。中国では全国工業企業の利益総額が今年10月、前年同月比で9.9%減少し、下げが一段と加速している。香港では10月の輸出額が9.2%減少し、予想以上の落ち込みを記録した。

26日に新規上場した中国Eコマース最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)は3.0%高と大幅続伸。一部の大手ブローカーは早くもカバレッジを開始し、目標株価を強気に設定した。

ハンセン指数の構成銘柄では、地下鉄運営の香港鉄路(MTR:66/HK)が3.8%高、電動工具メーカー大手の創科実業(テクトロニック・インダストリーズ:669/HK)が2.6%高、ブタ肉生産で世界トップの万洲国際(WHグループ:288/HK)が2.5%高、小型電子部品メーカー大手の瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が2.1%高と上げが目立った。

業種別では、半導体や5Gネットワーク関連が高い。華虹半導体(1347/HK)が3.8%、ASMパシフィック・テクノロジー(522/HK)が2.2%、中芯国際集成電路製造(SMIC:981/HK)が1.6%、中国通信服務(552/HK)が1.9%、京信通信系統HD(2342/HK)が1.7%ずつ値を上げた。

半面、小売や食品飲料の消費セクターはさえない。聯華超市(980/HK)が4.4%安、百盛商業集団(パークソン・リテール:3368/HK)が1.4%安、中国雨潤食品集団(1068/HK)が2.3%安で引けた。

他の個別株動向では、バイオ製薬・中医薬メーカーの中国生物製薬(1177/HK)が4.6%安と急落。1~9月期増益率が2.5%にとどまり、成長ペースが1~8月期と比べて減速したことを嫌気した。同社は今後の見通しについて、集中調達制度が全国範囲に拡大されるに伴い、売上高や利益がさらに影響を受ける可能性があると説明している。同業他社株の一角にも売りが波及した。

一方、本土市場は3日ぶり反落。主要指標の上海総合指数は、前日比0.13%安の2903.19ポイントで取引を終えた。証券株が安い。運輸株、自動車株、消費関連株、メディア関連株なども下げが目立った。半面、ハイテク株は高い。農業関連株、銀行株、非鉄株、医薬品株の一角も買われた。

【亜州IR】

<FA>

8か月前

27日の中国本土市場概況:上海総合0.1%安で3日ぶり反落、証券セクターに売り

27日の中国本土市場は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比3.87ポイント(0.13%)安の2903.19ポイントと3日ぶりに反落した。上海A株指数も下落し、4.11ポイント(0.13%)安の3041.92ポイントで取引を終えている。

国内景気の先行き不安が強まる流れ。全国工業企業の利益総額は今年10月、前年同月比で9.9%減少し、下げが一段と加速した。目先の好材料出尽くし感も意識される。株価指数を開発・算出するMSCIは26日引け後、グローバル株価指数のA株組み入れ比率を再度引き上げた(15→20%)。足元では海外マネーの流入を囃して買われていた局面もあっただけに、目先の利食い売りもみられている。

業種別では、証券が安い。東方証券(600958/SH)が1.9%、招商証券(600999/SH)と中信建投証券(601066/SH)がそろって1.7%ずつ下落した。運輸株、自動車株、消費関連株、メディア関連株なども下げが目立っている。

半面、ハイテク株は高い。半導体メーカーを傘下に擁する携帯端末ODM(開発・製造受託サービス)大手の聞泰科技(WINGTECH:600745/SH)がストップ高した。上場来高値を更新している。農業関連株も上昇し、新疆農業総合開発(600359/SH)がストップ高した。銀行株、非鉄株、医薬品株の一角も買われている。

一方、外貨建てB株はまちまち。上海B株指数が1.74ポイント(0.71%)高の248.12ポイント、深センB株指数が3.05ポイント(0.34%)安の900.05ポイントで終了した。

【亜州IR】

<FA>

8か月前

概況からBRICsを知ろう ロシア株式市場は4日ぶり反落、利益確定売りが優勢

【ブラジル】ボベスパ指数 107059.40 -1.26%
26日のブラジル市場は続落。主要指標のボベスパ指数は前日比1364.53ポイント安(-1.26%)の107059.40で取引を終えた。108423.9から106413.9まで下落した。

横ばいで寄り付いた後は下げ幅をじりじりと拡大させた。通貨レアル安の進行が圧迫材料となり、ブラジル株に売りが広がった。レアルの対米ドル為替レートはこの日過去最安値水準まで落ち込んでおり、ブラジル中央銀行はドル売り・レアル買いの為替介入を実施した。外部環境では、米中通商協議の先行き不透明感などが警戒された。

【ロシア】MICEX指数 22930.62 -0.84%
26日のロシア株式市場は4日ぶりに反落。主要指標のMOEX指数は前日比24.70ポイント安(-0.84%)の2930.62で取引を終了した。2963.92から2922.89まで下落した。

朝方はプラス圏を回復する場面もあったが、連日の上昇で足元では高値警戒感が強まり、利益確定売りが優勢となった。また、米中通商協議の不透明感なども指数の足かせに。このほか、ロシアによるノルド・ストリーム(バルト海底を経由してロシア・ドイツ間をつないだ天然ガスのパイプライン)の整備について、米国の追加制裁観測で遅れる恐れがあるとの観測が引き続き嫌気された。

【インド】SENSEX指数 40821.30 -0.17%
26日のインドSENSEX指数は反落。前日比67.93ポイント安(-0.17%)の40821.30、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同36.05ポイント安(-0.30%)の12037.70で取引を終えた。

プラス圏で推移した後は終盤に売りに押された。弱い経済指標が指数の足かせとなった。9月の新規雇用者数は約120万人となり、8月の130万人を下回った。また、自動車セクターの販売改善が遅れているとの報告も同セクターの圧迫材料なった。

【中国本土】上海総合指数 2907.06 +0.03%
26日の上海総合指数は小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比0.89ポイント高(+0.03%)の2907.06ポイントと続伸した。上海A株指数も上昇し、1.17ポイント高(+0.04%)の3046.03ポイントで取引を終えている。

海外マネーの流入が支え。株価指数を開発・算出するMSCIは26日引け後、グローバル株価指数のA株組み入れ比率を再度引き上げる(15→20%)。中国・香港間の相互取引スキームを通じた25日の売買では、香港経由の本土株売買は大幅な買い越しだった。

<NH>

8か月前

26日のNY市場は上昇



NYDOW;28121.68;+55.21
Nasdaq;8647.93;+15.44
CME225;23440;+60(大証比)



26日のNY市場は上昇。ダウ平均は55.21ドル高の28121.68、ナスダックは15.44ポイント高の8647.93で取引を終了した。利益確定の動きから寄り付き後は小動き。トランプ大統領が米中協議で両国が合意に向けた取り組みを続けていると述べ、投資家心理の改善から上昇したものの、上値は限られた。セクター別では、商業・専門サービスや不動産が上昇する一方でエネルギーやテクノロジー・ハード・機器が下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比60円高の23440円。ADRの日本株はトヨタ、東京海上、エーザイ、TDK、オムロン、日東電が堅調。半面、ファナック、ソフトバンクG、ファーストリテ、任天堂
、資生堂が冴えないなど、対東証比較(1ドル109.06円換算)で高安まちまち。 <FA>

8か月前

26日の香港市場概況:ハンセン0.3%安で3日ぶり反落、アリババ公募比6.6%上昇

26日の香港市場は値下がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前日比79.12ポイント(0.29%)安の26913.92ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が11.51ポイント(0.11%)安の10617.37ポイントとそろって3日ぶりに反落した。売買代金は1330億4800万香港ドルに急増。今年2月26日以来の大商いだった(25日は759億6900万香港ドル)。

香港情勢の不透明感がくすぶる流れ。香港で24日に実施された区議会(地方議会)選挙では、政府に批判的な民主派が圧勝し、全議席の85%を獲得した。普通選挙実現など民主派の要求が強まるとみられているが、香港政府は態度を軟化させないとの見方が優勢だ。香港政府トップの林鄭月娥(キャリー・ラム)行政長官は26日の記者会見で、デモ参加者が掲げる「5つの要求」については「すでに回答済み」と発言。民主派に譲歩しない姿勢を示した。

米中通商交渉の長期化懸念も再燃。中国商務部は26日午前、米中の通商交渉担当者が電話会談し、第1段階の合意に向け、詰めの協議を継続することで一致したと発表したが、残された課題のハードルは高いとの観測もある。また、中国共産党機関紙・人民日報系の「環球時報」は26日午後、「米中は関税の引き下げで意見の相違がある」とツイッターの公式アカウントで伝えた。

中国Eコマース最大手の阿里巴巴集団HD(アリババ・グループ・ホールディング:9988/HK)が香港メインボードに新規上場。公募価格を6.3%上回る187.00香港ドルで寄り付いた。その後も堅調に推移し、公募価格比6.6%高の187.60香港ドルで取引を終えている。5億株を公開し、概算875億5700万香港ドル(約1兆2165億円)を調達した。現時点で今年最大のIPO(新規株式公開)となる。高値189.50香港ドル、安値187.00香港ドルで推移した。上場初日は出来高が7455万株、売買代金が139億9630万香港ドルに膨らみ、この日の香港市場でトップ。時価総額も4兆121億6000万香港ドルに拡大し、騰訊HD(テンセント・ホールディングス:700/HK)の3兆2057億4000万香港ドルを抜いて香港首位に浮上した。

ハンセン指数の構成銘柄では、小型電子部品メーカー大手の瑞声科技HD(AACテクノロジーズ・ホールディングス:2018/HK)が4.9%安、不動産デベロッパー香港大手の長江実業集団(1113/HK)と豚肉生産で世界トップの万洲国際(WHグループ:288/HK)がそろって2.3%安と下げが目立った。万洲国際に関しては、中国で11月中旬の豚肉価格が上旬と比べ、約13.5%下落したと伝わったことなどが嫌気されている。

業種別では、香港の不動産関連が安い。上記した長江実業集団のほか、九龍倉置業地産投資(1997/HK)が2.1%、新世界発展(17/HK)が1.7%、領展房地産投資信託基金(823/HK)が1.6%ずつ下落した。

中国不動産セクターもさえない。中国金茂HD(817/HK)が2.2%安、中国恒大集団(3333/HK)が2.0%安、中国海外発展(688/HK)と保利置業集団(119/HK)がそろって1.7%安、雅居楽集団HD(3383/HK)が1.6%安、華潤置地(1109/HK)が1.3%安で引けた。

半面、医薬品セクターはしっかり。四環医薬HD集団(460/HK)が3.3%高、三生製薬(1530/HK)が1.7%高、中国生物製薬(1177/HK)が1.4%高と上昇している。

一方、本土市場は小幅に続伸。主要指標の上海総合指数は、前日比0.03%高の2907.06ポイントで取引を終えた。ハイテク関連株が高い。医薬品株、自動車株、銀行・保険株、消費関連株の一角も買われた。半面、資源・素材株は安い。不動産株、運輸株、公益株の一角も売られた。

【亜州IR】


<FA>

8か月前

25日の中国本土市場概況:上海総合0.03%高で小幅続伸、ハイテク関連の上げ目立つ

26日の中国本土市場トは小幅に値上がり。主要指標の上海総合指数は、前日比0.89ポイント(0.03%)高の2907.06ポイントと続伸した。上海A株指数も上昇し、1.17ポイント(0.04%)高の3046.03ポイントで取引を終えている。

海外マネーの流入が支え。株価指数を開発・算出するMSCIは26日引け後、グローバル株価指数のA株組み入れ比率を再度引き上げる(15→20%)。中国・香港間の相互取引スキームを通じた25日の売買では、香港経由の本土株売買は大幅な買い越しだった。

ただ、上値は重い。米中通商協議の不透明感が意識されるなか、指数は安く推移する場面もあった。中国商務部は26日午前、米中の通商交渉担当者が電話会談し、第1段階の合意に向け、詰めの協議を継続することで一致したと発表したが、残された課題はハードルが高いとの見方もある。


業種別では、ハイテク関連が高い。スマホ用アプリ開発(電子書籍リーダー)の掌閲科技(603533/SH)が9.1%、IC設計の上海書爾半導体(WILLSEMI:603501/SH)が6.2%、半導体後工程(組立・検査)で中国最大手の江蘇長電科技(600584/SH)が5.6%ずつ上昇した。医薬品株、自動車株、銀行・保険株、消費関連株の一角も買われた。

他の個別株動向では、華東基盤の浙商銀行(601916/SH、2016/HK)が本日、本土A株市場に重複上場。公募価格を0.6%上回る4.97人民元で取引を終えた(一時13.0%高)。

半面、資源・素材株は安い。永泰能源(600157/SH)が4.6%、安徽海螺セメント(600585/SH)が2.0%、宝山鋼鉄(600019/SH)が1.7%ずつ下落した。不動産株、運輸株、公益株の一角も売られている。

一方、外貨建てB株はまちまち。上海B株指数が8.04ポイント(3.16%)安の246.38ポイント、深センB株指数が1.57ポイント(0.17%)高の903.10ポイントで終了した。上海B株では、時価総額上位の石炭メーカー、内蒙古伊泰煤炭(900948/SH)がストップ安し、全体相場を押し下げている。

【亜州IR】

<FA>

8か月前

概況からBRICsを知ろう ブラジル市場は小反落、。成長鈍化観測が嫌気

【ブラジル】ボベスパ指数 108423.93 -0.25%
25日のブラジル市場は小反落。主要指標のボベスパ指数は前日比268.35ポイント安(-0.25%)の108423.93で取引を終えた。108914.7から108079.9まで下落した。

前日の終値近辺でもみ合った後は売りに押された。成長鈍化観測が嫌気、幅広い銘柄に売りが広がった。また、電力セクターの下落も足かせとなった。一方、指数の下値は限定的。米中通商協議の進展期待が指数をサポートした。

【ロシア】MICEX指数 2955.32 +0.26%
25日のロシア株式市場は3日続伸。主要指標のMOEX指数は前日比7.64ポイント高(+0.26%)の2955.32で取引を終了した。2945.33から2959.76まで上昇した。

中盤はマイナス圏に転落する場面もあったが、その後は再び買い戻された。2019年のロシアの成長率が政府予想(1.30%)を上回る可能性が高いとの見方が好感された。また、米中通商協議の進展期待なども支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米国による追加の経済制裁に対する懸念が高まっていることが指数の上値を押さえた。

【インド】SENSEX指数 40889.23 +1.31%
25日のインドSENSEX指数は3日ぶりに反発。前日比529.82ポイント高(+1.31%)の40889.23、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同159.35ポイント高(+1.34%)の12073.75で取引を終えた。

高く寄り付いた後は上げ幅をじりじりと拡大させた。主要なアジア市場が堅調な値動きを示したことを受け、インド株にも買いが先行。また、米中通商協議の進展期待が高まっていることも支援材料となった。

【中国本土】上海総合指数 2906.17 +0.72%
週明け25日の上海総合指数は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比20.88ポイント高(+0.72%)の2906.17ポイントと4日ぶりに反発した。

米中通商協議の進展期待が強まる流れ。中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は25日、「米中通商協議の『第1段階合意』は非常に近い」とツイッターの公式アカウントで伝えた。また、市場で「第1段階合意」が来年にずれ込む可能性があるなどと報じられたことについて、トランプ米大統領は22日、米メディアの電話インタビューで「(米中合意は)潜在的に非常に近づいている」と述べ、同観測を否定している。

<CS>

8か月前

25日のNY市場は上昇



NYDOW;28066.47;+190.85
Nasdaq;8632.49;+112.60
CME225;23425;+95(大証比)



25日のNY市場は上昇。ダウ平均は190.85ドル高の28066.47、ナスダックは112.60ポイント高の8632.49で取引を終了した。中国が知的財産権を巡る問題で譲歩したと報じられ、米中協議の進展期待から買いが先行。大型買収も相次ぎ、終日堅調推移となった。セクター別では、半導体・半導体製造装置やテクノロジー・ハード・機器が上昇する一方で電気通信サービスや公益事業が下落した。
シカゴ日経225先物清算値は大阪比95円高の23425円。ADRの日本株は資生堂が冴えない他は、トヨタ、ソフトバンクG、ファナック、ファーストリテ、任天堂、富士通、富士フイルム、TDK、オムロンなど、対東証比較(1ドル108.94円換算)で全般堅調。
<FA>

8か月前

25日の香港市場概況:ハンセン1.5%高で続伸、不動産セクターに買い

週明け25日の香港市場は値上がり。主要50銘柄で構成されるハンセン指数が前営業日比397.96ポイント(1.50%)高の26993.04ポイント、本土企業株で構成される中国本土株指数(旧H株指数)が122.71ポイント(1.17%)高の10628.88ポイントとそろって続伸した。売買代金は759億6900万香港ドルにやや拡大している(22日は672億1200万香港ドル)。

米中通商交渉の進展期待が強まる流れ。中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は25日、「米中通商協議の『第1段階合意』は非常に近い」とツイッターの公式アカウントで伝えた。また、習近平・中国国家主席は22日、キッシンジャー元米国務長官と会談。米中関係は「困難と試練に直面している」としたうえで、「正しい方向に進めよう」と語り、両国関係の改善に意欲を見せた。一方、市場で「第1段階合意」が来年にずれ込む可能性があるなどと報じられたことについて、トランプ米大統領は22日、米メディアの電話インタビューで「(米中合意は)潜在的に非常に近づいている」と述べ、同観測を否定している。

なお、香港では24日、区議会(地方議会)選挙が実施された。政府に批判的な民主派が圧勝し、全議席の8割超を獲得。親中派が惨敗し、民主派が大躍進したことで、今後政府に対する抗議活動が激しさを増す可能性も指摘されているが、現時点で嫌気する売りはみられない。

ハンセン指数の構成銘柄では、香港系不動産の九龍倉置業地産投資(1997/HK)が4.7%高、本土系不動産の碧桂園HD(カントリー・ガーデン・ホールディングス:2007/HK)が3.7%高、生命保険業務のAIAグループ(1299/HK)が3.6%高と上げが目立っている。AIAに関しては、次期総裁に中国平安保険(2318/HK)で共同CEOを務める李源祥氏の起用が決まったことを材料視。一部ブローカーは、今回の人事がAIAの中国本土事業にとってプラスの効果をもたらすと評価した。

業種別では、中国の不動産が高い。上記した碧桂園のほか、広州富力地産(2777/HK)が8.0%、万科企業(2202/HK)が5.2%、融創中国HD(1918/HK)が4.7%ずつ値を上げた。万科企業の経営トップが23日、2019年の業績は大変好調だと発言。業界全体の支援材料となった。

ゼネコンや建材、鉄鋼のインフラ建設セクターも物色される。中国中鉄(390/HK)が5.2%高、中国鉄建(1186/HK)が3.7%高、中国建材(3323/HK)が6.2%高、安徽海螺水泥(安徽コンチセメント:914/HK)が3.3%高、中国東方集団HD(581/HK)が9.4%高、鞍鋼(347/HK)が2.6%高で引けた。今年は例年より気温が高いことから、本格的な冬場を迎える前に工事を急ぐ傾向が強まっていると伝わった。鋼材・セメント需要は堅調に推移し、価格も上昇傾向が鮮明化している。

半面、医薬品セクターは売りが続く。四環医薬HD集団(460/HK)が8.2%安、薬明生物技術(2269/HK)が4.0%安、翰森製薬集団(3692/HK)が3.2%安、中国生物製薬(1177/HK)が2.0%安と値を下げた。「中国政府が医薬品購入価格の引き下げを進めている」ことが引き続き売り材料視されている。

一方、本土市場は4日ぶり反発。主要指標の上海総合指数は、前営業日比0.72%高の2906.17ポイントで取引を終えた。金融やエネルギーなどの大型株が相場をけん引する。ゼネコン株、素材株、不動産株、運輸株、自動車株、公益株なども買われた。半面、ハイテク株は安い。医薬品株、食品・飲料株、メディア関連株も売られた。

【亜州IR】


<FA>

8か月前

25日の中国本土市場概況:上海総合0.7%高で4日ぶり反発、大型株が上げ主導

週明け25日の中国本土市場は値上がり。主要指標の上海総合指数は、前営業日比20.88ポイント(0.72%)高の2906.17ポイントと4日ぶりに反発した。上海A株指数も上昇し、21.89ポイント(0.72%)高の3044.86ポイントで取引を終えている。

米中通商協議の進展期待が強まる流れ。中国共産党機関紙・人民日報系の環球時報は25日、「米中通商協議の『第1段階合意』は非常に近い」とツイッターの公式アカウントで伝えた。また、市場で「第1段階合意」が来年にずれ込む可能性があるなどと報じられたことについて、トランプ米大統領は22日、米メディアの電話インタビューで「(米中合意は)潜在的に非常に近づいている」と述べ、同観測を否定している。

金融やエネルギーの大型株が相場をけん引。中国工商銀行(601398/SH)が2.1%高、中国人寿保険(601628/SH)が1.2%高、中国石油天然気(601857/SH)が1.8%高、中国神華能源(601088/SH)が2.9%高で引けた。

ゼネコンや素材のインフラ建設関連株も急伸。中国交通建設(601800/SH)が6.4%、宝山鋼鉄(600019/SH)が4.7%、安徽海螺セメント(600585/SH)が4.0%ずつ上昇する。今年は例年より気温が高いことから、本格的な冬場を迎える前に工事を急ぐ傾向が強まっていると伝わった。鋼材・セメント需要は堅調に推移し、価格も上昇傾向が鮮明化している。このほか不動産株、運輸株、自動車株、公益株なども買われた。

半面、ハイテク株は安い。産業向けIoT事業の富士康工業互聯網(601138/SH)が3.7%下落した。医薬品株、食品・飲料株、メディア関連株も売られている。

一方、外貨建てB株はまちまち。上海B株指数が1.50ポイント(0.59%)高の254.41ポイント、深センB株指数が2.05ポイント(0.23%)安の901.53ポイントで終了した。

【亜州IR】


<FA>

8か月前

概況からBRICsを知ろう 上海総合指数は値下がり、中国景気の鈍化が警戒

【ブラジル】ボベスパ指数 108692.3 +1.11%
22日のブラジル市場は上昇。主要指標のボベスパ指数は前日比1195.6ポイント高(+1.11%)の108692.3で取引を終えた。107156.6から108692.3まで上昇した。

売りが先行した後は買い戻され、引けまで狭いレンジで推移した。資源セクターの上昇が指数をサポート。また、外資の流入期待が高まっていることも引き続き好感された。一方、米中通商協議の先行き不透明感が指数の足かせとなった。

【ロシア】MICEX指数 2947.68 +0.17%
22日のロシア株式市場は小幅続伸。主要指標のMOEX指数は前日比5.08ポイント高(+0.17%)の2947.68で取引を終了した。2935.21から2968.47まで上昇した。

買いが先行した後は前日の終値近辺でもみ合った。原油価格の上昇が指数をサポートした。また、欧州市場がおおむね堅調だったことも支援材料となった。一方、指数の上値は重い。米中通商協議の先行き不透明感が解消されていないことが指数の上値を押さえた。

【インド】SENSEX指数 40359.41 -0.53%
22日のインドSENSEX指数は続落。前日比215.76ポイント安(-0.53%)の40359.41、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同54.00ポイント安(-0.45%)の11914.40で取引を終えた。

売りが先行した後は下げ幅をやや拡大させ、引けまで狭いレンジで推移した。成長鈍化観測が圧迫材料となった。格付け機関ICRAは最新リポートで、7-9月期のインドの国内総生産(GDP)成長率が前期の5.0%から4.7%まで鈍化するとの見方を示した。また、2025年までの経済総量を5兆米ドル(約543兆円)まで拡大させるとの政府目標について、実現不可能だとの見方が優勢になっていることも嫌気された。

【中国本土】上海総合指数 2885.29 -0.63%
22日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比18.35ポイント安(-0.63%)の2885.29ポイントと3日続落した。約2カ月半ぶりの安値水準に落ち込んでいる。

米中貿易摩擦の長期化、中国景気の鈍化が警戒されている。直近で公表された各調査団体による中国の成長率見通しでは、2019年は昨年よりも大幅に低下するとの予測が多い。また、米中協議を巡る見方が交錯し、投資家の慎重スタンスを強めさせた。「12月に予定されている対中高率関税発動が見送られる可能性がある」と一部で報じられたことはプラスだが、香港の高度な自治を守る「香港人権・民主主義法案」の成立観測はマイナス。中国外交部は20日、法案が成立すれば報復措置を導入する方針を示唆した。米中協議進展の妨げになると懸念されている。

<CS>

前の記事へ »