Category : マーケット情報

9時間前

JASDAQ平均は3日続伸、出遅れ感強い新興市場の内需株に物色集まる



JASDAQ平均 3593.03 +9.69/出来高 1億2966万株/売買代金 567億円
J-Stock Index 3299.04 +5.51


 本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも3日続伸した。値上がり銘柄数は303(スタンダード286、グロース17)、値下り銘柄数は290
(スタンダード273、グロース17)、変わらずは64(スタンダード62、グロース2)。
 本日のJASDAQ市場は、対ドルでの円高基調下、値がさハイテク株などをはじめとした東証1部の大型銘柄が手掛けづらい中で、出遅れ感のある新興市場に関心が集まる格好で3日続伸となった。ただ、JASDAQ平均は連日年初来高値を更新していることから、一本調子で買い上がる雰囲気とはならず、買い一巡後は上値の重い展開となっていた。それでも、個別に材料のある銘柄には短期の値幅取りを狙った買いなどで値を大きく上げるものが目立つなど選別色が強まっていた。
 個別では、信用取引の規制が解除された栄電子が前日比100円(+16.72%)高の698円とストップ高まで買われたほか、カジノ関連として注目されたワイエスフード
が前日比55円(+22.09%)高の304円と大幅に続伸し、法律相談AIチャットボットサービス「スマート法律相談」の提供を開始すると発表したトレードワークスも大幅高を演じた。その他では、AKIBA、RISE、nms、日本色材、シグマ光機、新潟放送、応用技術などが値上がり率上位にランクインした。
 一方、前期営業利益が当初の会社計画を大きく下回ったレカムが前日比20円
(-12.50%)安の140円と大幅に反落したほか、新都HD、遠州トラック、サンキャピタル、HAPiNS、トレイダーズ、内外テック、東洋ドライルーブ、小僧寿し、シダーなどが値下がり率上位に並んだ。
 JASDAQ-TOP20では、ウエストHD、セリア、ユビAIなどが上昇した。




・値上がり率上位10傑
 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率|
1| 3358|ワイエスフード   |   304|   55|    22.09|
2| 7567|栄電子

10時間前

マザーズ指数は3日続伸、時価総額上位銘柄が堅調、マネーフォワード急伸

 本日のマザーズ指数は3日続伸となった。前日の米国株式市場では、米中通商協議の進展期待が広がるなか、NYダウ、ナスダック総合指数はともに史上最高値を更新。米国株の上昇が個人投資家のセンチメント改善に寄与し、本日のマザーズ市場には朝方から買いが先行した。また、中国や香港などのアジア株式市場の一角が強含む動きをみせたことも支援材料となったもよう。物色としても、前日同様にマザーズ時価総額上位銘柄による堅調な動きが継続する展開となった。なお、マザーズ指数は3日続伸、売買代金は概算で666.50億円。騰落数は、値上がり160銘柄、値下がり125銘柄、変わらず16銘柄となった。
 個別では、グローバルウェイが値上がり率トップになったほか、カオナビやトビラシステムズがそれに続いて値上がり率上位に並んだ。売買代金上位では、外国人株主が増えた中堅企業として一部メディアにて取り上げられたマネーフォワードや先週末に100カ国以上での越境販売開始を発表しているメルカリの上昇が指数をけん引したほか、レアジョブ、そーせい、サンバイオ4592>、ブシロード、ホープ、弁護士ドットコム、UUUM、ラクスが堅調。弁護士ドットコムは、飲食店向け予約・顧客台帳サービスのトレタとの業務提携を発表している。一方で、WASHハウス、セルソース、EduLab、ミクシィはさえない。
<SK>

13時間前

日経平均は3日ぶり反落、売買やや低調だが底堅く推移

 日経平均は3日ぶり反落。32.62円安の23384.14円(出来高概算6億2000万株)で前場の取引を終えている。

 18日の米株式市場でNYダウは31ドル高と小幅ながら続伸し、前週末に続き過去最高値を更新した。米中貿易協議を巡る報道で売り買いが交錯し、もみ合う展開となったが、動画配信サービスを開始したウォルト・ディズニーなどが押し上げに寄与した。
一方、米中協議の先行き不透明感に加え、トランプ米大統領が「パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長とマイナス金利やドル高について協議した」と明らかにしたことなどから、円相場は1ドル=108円台半ばまで上昇。本日の日経平均は円高を受けた利益確定売り優勢で50円安からスタートすると、朝方には23244.93円(171.83円安)まで下落する場面があった。しかし、円高一服とともに下げ渋り、寄り付きの水準を上回って前場を折り返した。東証1部の値下がり銘柄は全体の5割弱、対して値上がり銘柄は4割強となっている。

 個別では、ソフトバンクG、ソニー、ファーストリテ、東エレク、トヨタ自などがさえない。一部証券会社のレーティング引き下げが観測された太陽誘電は4%近い下落。前日にLINEとの経営統合で記者会見したZHDは東証1部下落率トップ。経営統合に伴う株式価値の希薄化や、AI(人工知能)分野への投資負担増への懸念が指摘されている。外資系証券の売り推奨が観測された四国電力なども下落率上位に顔を出した。一方、任天堂、リクルートHD、武田薬は小じっかり。三菱ケミHDが株式公開買付け(TOB)で完全子会社化すると発表した田辺三菱はストップ高水準での買い気配が続き、小野薬やエーザイといった医薬品株も上げが目立つ。
中小型株では日本通信が活況となっている。セクターでは、非鉄金属、ゴム製品、鉱業などが下落率上位。反面、医薬品、不動産業、サービス業などが上昇率上位だった。

 米メディアが米中協議を巡り「中国側は悲観的なムード」と伝え、為替相場が円高方向に振れたことも弱材料となって、本日の東京市場では景気敏感株を中心に売りが先行。しかし、米国株の連日の高値更新や香港株の続伸を支えに底堅い展開となった。11月中の実現を目指す米中協議の合意「第1弾」署名や、12月に予定される米国の対中制裁関税「第4弾」見送りの確度が高まるまで上値を追いづらいとの声は多い。一方で米中が何らかの合意に至るとの期待や、半導体を中心とした業績回復期待を背景に買いも根強く入っているようだ。従前に当欄で予想したとおり、日経平均は23000円台での日柄調整となっている。ただ、東証1部売買代金は前日、3週間ぶりに2兆円を下回り、本日も前引け時点で9200億円程度にとどまるなどやや低調。薄商いのなか、前週のように先物主導で荒い値動きとなる場面が出てくる可能性はある。

 新興市場ではマザーズ指数が3日続伸。企業決算の発表が一巡し、個人投資家の物色が中小型株に向いているとみられ、マザーズ指数は前日から強い動きを見せている。
年初来高値圏の日経平均や日経ジャスダック平均と比べ出遅れが目立ち、水準訂正に期待したいところだ。ただ、12月の新規株式公開(IPO)におけるブックビルディング
(需要申告)が今月下旬から本格化する。12月のIPOは件数、吸収金額とも多く、ブックビルディングに伴う個人投資家の資金余力低下がマザーズ市場にとって重しとなる可能性もあるだろう。
(小林大純)
<AK>

1日前

マザーズ指数は大幅続伸、時価総額上位の銘柄が総じて強い値動き

 本日のマザーズ指数は大幅続伸となった。主力市場が冴えないスタートとなった反面、新興市場には買いが先行。マザーズ指数も先週末終値からマドをあけて寄り付くと、その後も終日堅調な値動きで869.81ptまで上昇。メルカリを除き、アンジェス、GNI、そーせい、ミクシィ、Sansan、弁護士コム、UUUMなど時価総額上位の銘柄が総じて強い値動きとなったことが背景に。なお、マザーズ指数は大幅続伸、売買代金は概算で641.24億円。騰落数は、値上がり205銘柄、値下がり87銘柄、変わらず9銘柄となった。
 個別では、アンジェスがマザーズ売買代金トップにランクイン。また、GNI、セルソース、ナノキャリアなどバイオ株に物色が見られた。WASHハウス
は、中国での合弁会社設立に関する発表を受けた期待先行の買いが続き16%高、旅工房の海外ツアー商品を「skyticket」で取り扱う協議を開始との発表で関心が継続したアドベンチャーも17%高と急伸。その他、レアジョブ、Amazia、シェアリングT、EduLabなどが買われた。一方、メルカリ、ホープ、霞ヶ関キャピタルなどが売られた。
<FA>

1日前

JASDAQ平均は続伸、米中協議進展期待や香港市場の上昇受けて買い気が波及


JASDAQ平均 3583.34 +25.77/出来高 1億2415万株/売買代金 478億円
J-Stock Index 3293.53 +23.83


 本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも続伸した。値上がり銘柄数は386(スタンダード364、グロース22)、値下り銘柄数は199(スタンダード188、グロース11)、変わらずは68(スタンダード65、グロース3)。
 本日のJASDAQ市場は、前週末の米国株高や日経平均の上昇を受けて、個人投資家マインドが改善し、買いが波及した。前週末の米国市場は、米中貿易交渉の進展期待からNYダウなど主要株価指数が史上最高値を大きく更新した。日経平均も堅調に推移していたため、個人投資家のマインドも好転。デモ情勢が気掛かりであった香港市場の堅調地合いが確認されたことも安心感に繋がった。こうした背景により、JASDAQ市場では好業績銘柄などを中心に買い進まれる銘柄が増加した。また、市場では「東証1部の半導体関連株などに比べた出遅れ感や値動きの軽さも物色を促したようだ」との声も聞かれた。
 個別では、値動きの軽さからトレイダーズが前週末比30円(+30.93%)高の127円、好業績を評価した買いが続いたチエルも前週末比300円(+26.22%)高の
1444円とともにストップ高まで買われ、日本色材、サンキャピタルも大幅続伸となった。また、5G関連として物色された日本アンテナが前週末比124円
(+12.65%)高の1104円と大幅高となり、新都HD、遠州トラック、自社株買いを発表したアストマックスも値を上げた。このほか、OSGコーポ、エムケイシステム、コロワイドによるM&A期待で買われた大戸屋HD
などが値上がり率上位にランクインした。
 一方、直近の株価上昇の反動から旭化学が前週末比57円(-9.34%)安の553円と5日ぶりに急反落したほか、小僧寿し、アエリア、イボキン、HAPiNS、AKIBA、昭栄薬品、オリコンHD、ナビタス、イマジニアなどが値下がり率上位になった。
 JASDAQ-TOP20では、夢真HD、ハーモニック、田中化研などが上昇した。




・値上がり率上位10傑
 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率|
1| 8704|トレイダーズ     |   127|   30|  

2日前

日経平均は続伸、東エレクがけん引も全般こう着相場に

 日経平均は続伸。63.47円高の23366.79円(出来高概算5億8000万株)で前場の取引を終えた。先週末の米国市場でNYダウが28000ドルを突破する中、日本株市場の反応は限られており、日経平均は先週末比変わらず水準で始まった。その後は売り買いが交錯する中、一時23271.29円まで下落する局面もみられた。しかし、引き続き底堅さが意識されている中、上海市場の上昇や香港デモの影響が警戒されているハンセン指数も上昇となり、これが安心感につながる格好から前引けにかけて切り返している。

 東証1部の騰落銘柄は、値下がり数が1100を超えており、全体の過半数を占めている。セクターでは、その他製品、医薬品、情報通信、精密機器、電気機器、不動産がしっかり。半面、水産農林、石油石炭、繊維、保険、倉庫運輸、小売が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、東エレク、ソフトバンクG、アドバンテスト、ファーストリテ、エーザイがけん引。一方で、ファミリーマート、7&iHDが冴えない。

 東エレクが10月29日以来の年初来高値を更新しており、日経平均をけん引する格好となっている。2017年の最高値23875円が次第に意識されてきており、ショートカバーを誘い込みやすいだろう。ただし、指数インパクトの大きい値がさハイテク株などが日経平均を支えている状況であり、全体としては手掛けづらい相場展開でもある。底堅さが意識されているとはいえ、日経平均は5日線を挟んでのこう着であり、強弱感が対立しやすいところ。上海市場や香港市場の上昇が先物市場での買いを誘い、これがインデックス売買につながった格好でもありそうだ。

 米中協議に対しては進展を見極めたいところであるほか、香港情勢においても楽観視は出来ない状況であろう。ショートカバーに伴う需給面から、需給が良好な銘柄については強いトレンドが継続しそうであるが、物色対象に広がりがみられるまでは、神経質な相場展開が継続しやすい。東エレクなどの需給が良好な銘柄の他、低位材料株などについても需給面を考慮する必要があるだろう。値ごろ感からの物色も意識されそうだが、物色に広がりが見られず、出来高も増えない状況では、出遅れ銘柄への修正リバウンドは期待しづらいところでもある。
<AK>

4日前

JASDAQ平均は反発、個別材料株や低位株中心に活況続く



JASDAQ平均 3557.57 +11.50/出来高 1億3096万株/売買代金 577億円
J-Stock Index 3269.70 +19.18


 本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはいずれも反発した。値上がり銘柄数は344(スタンダード326、グロース18)、値下り銘柄数は241(スタンダード226、グロース15)、変わらずは68(スタンダード65、グロース3)。
 本日のJASDAQ市場は、新規の手掛かり材料に乏しい状況が継続するなか、朝方は模様眺めムードが強まり、小動きにとどまっていた。ただ、前場中盤以降、「クドロー米国家経済会議(NEC)委員長が、中国との協議は極めて建設的で通商合意に近づいているとの認識を示した」と米通信社が報じたことを映して、米中通商協議に対する不透明感が後退し、日経平均が大きく上昇に転じるにしたがい、個人投資家センチメントも改善し、次第に買い気が盛り上がっていった。また、デモ激化を受けて大きく下がっていた香港ハンセン指数が反発したことも個人投資家心理の回復に寄与した。物色の対象はとりわけ好決算や業績修正など個別に材料のある銘柄や値動きの軽い低位株中心に集まっていた。
 個別では、好決算などを材料に値幅取りの動きとなったトレイダーズが前日比30円(+44.78%)高の97円、大手紙で特集された日本色材は物色されて前日比400円(+23.39%)高の2110円、昨日の調整を挟んで再び大幅高を演じたAKIBAは前日比705円(+15.58%)高の5230円、上半期の営業損益が黒字に転換したチエル3933>も前日比150円(+15.09%)高の1144円とそろってストップ高まで買われた。また、上半期業績が大幅な増益となった多摩川HDも16%超と大きく上昇した。この他、旭化学、サンキャピタル、小田原機、極東産機、テクノHRなどが値上がり率上位にランクインした。
 一方、一本調子の上昇に対する警戒感から利益確定売りが出たアエリアが前日比243円(-19.60%)安の997円と7日ぶりに大幅反落したほか、今期の営業利益が2ケタの減益見通しとなったアミファが13%超、上半期業績が大きく下振れたナビタスも12%超と大幅下落した。その他では、ソフィアHD、フジトミ、RISE、プロルート、イボキン、エヌ・シー・エヌなどが値下がり率上位に並んだ。
 JASDAQ-TOP20では、セリア、ハーモニック、ユニバーサルなどが上昇した。




・値上がり率上位10傑
 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率|
1| 8704|トレイダーズ     |   97|   30|    44.78|

4日前

マザーズ指数は4日ぶりに反発、個人投資家センチメント改善、値上がり率トップはWASHハウス

 本日のマザーズ指数は、外部環境の改善を受けて個別株物色も盛んな中、4日ぶりに反発となった。日本時間早朝に、米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が米中協議の合意について「近づいている」と述べたと伝わり、朝方進んでいた円高基調が一服したことに加えて、デモの激化を受けて大きく下がっていた香港ハンセン指数が反発したことで個人投資家心理が回復した。決算など材料のある個別株の物色も盛んだったほか、決算を受けてから軟調が続いていた指数インパクトの大きいメルカリ
やバイオ関連のそーせい、サンバイオといった主力銘柄がそろって上昇したことも指数を押し上げた。
 個別では、中国での合弁会社設立に関する合弁契約の締結を発表したWASHハウスが20%超と急伸したほか、第3四半期の営業利益が一転して大幅増益になったインパクトが20%超、旅工房が企画・開発する海外ツアー商品を航空券予約販売サイト「skyticket」で取り扱うよう協議を開始したと発表したアドベンチャーが19%超、通期業績の上方修正および1対2の株式分割が好感されたレアジョブが17%超、今期の営業利益が2ケタの増益見通しとなったCRGHDが15%超と5銘柄そろってストップ高まで買い進まれた。また、好決算を評価する流れが続いたエンバイオHDも13%超と大きく続伸した。その他では、ホープ、オークファン、グローバルウェイ、HANATOURなどが値上がり率ランキング上位となった。一方、19年9月期業績が大きく下振れたキャリアが15%超と大幅に反落したほか、今期が2ケタの減益見通しとなったエスユーエスは13%超、通期の業績予想を下方修正したフェニックスバイオは12%超。第1四半期の最終損益の赤字幅が拡大したリファインバースは11%超とそろって大きく下落した。また、今期の営業損益が一転して赤字見込みとなったクラウドワークスとナレッジスイートも2ケタ台の下落率となった。その他では、ブティックス、ピアラ、ジーエヌアイグループ、オイシックスなどが値下がり率上位に並んだ。
 なお、売買代金は概算で637.10億円。騰落数は、値上がり136銘柄、値下がり157銘柄、変わらず7銘柄となった。
<YN>

5日前

日経平均は3日ぶり反発、前場買い戻し優勢も後場に警戒感

 日経平均は3日ぶり反発。164.16円高の23305.71円(出来高概算6億9000万株)で前場の取引を終えている。

 14日の米株式市場でNYダウは6日ぶりに小幅反落し、1ドル安となった。米中貿易協議への楽観的な見方が後退したほか、IT大手シスコシステムズの決算が嫌気された。
主要株式指数が過去最高値圏にあり、過熱警戒感も売りにつながったとみられている。為替相場は米長期金利の低下とともに一時1ドル=108.20円台まで円高方向に振れ、本日の日経平均は18円高からスタートすると、朝方にはマイナスへ転じる場面があった。しかし、米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が米中協議の合意について
「近づいている」と述べたと伝わり、円相場が伸び悩んだこともあって、その後の日経平均は先物買い主導で一時23337.12円(195.57円高)まで上昇した。東証1部の値上がり銘柄は全体の8割強、対して値下がり銘柄は1割強となっている。

 個別では、アドバンテス、東エレク、武田薬などが堅調。アドバンテスや東エレクといった半導体関連株は、米半導体製造装置大手の決算内容が好感されたようだ。トヨタ自やファーストリテは小じっかり。決算発表銘柄では日本郵政とすかいらーくが4%超上昇し、キュービーネットHDなどは急伸。また、三桜工が東証1部上昇率トップで、LINK&M
はストップ高水準で前場を折り返した。一方、LINEとZHDが揃って急反落。経営統合に向けた不透明要因もあり、利益確定の売りが出たようだ。ソフトバンクGは小幅に下落し、任天堂などは軟調。業績下方修正や期末の無配転落が嫌気されたペッパーは急落し、スプリックスなどとともに東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、水産・農林業、パルプ・紙、倉庫・運輸関連業などが上昇率上位で、その他も全般堅調。下落したのは鉱業と石油・石炭製品の2業種のみだった。

 前日のNYダウが終値で1ドル安となり、本日の日経平均についても米中協議の進展待ちなどから小動きを予想する向きが多かった。しかし、前場の日経平均は一時200円近く上昇するなど想定以上に強い動き。直近2日で380円近く下落していたため、買い戻しが入ったことなどが想定される。米中協議を巡ってはポジティブ、ネガティブなニュースが交錯しているが、両国が何らかの合意に至るとの期待は根強い。週末に加え、今晩の米国で10月の小売売上高や鉱工業生産指数といった経済指標の発表が控えていることも買い戻しを誘っている可能性がある。足元では米経済の堅調ぶりが金融市場の安心感につながっている。

 ただ、ここ数日は後場に入ると海外投資家とみられる先物の売買などで大きく振らされる場面が目立つ点には注意しておきたい。日経平均先物の手口を見ると、13日はシティグループ証券、14日はJPモルガン証券が売り越しトップだった。一昨日の当欄で指摘したとおり、直近で市場の楽観ムードが非常に強まっていただけに、株価変動率
(ボラティリティー)がやや高まってきた印象なのも気掛かり。株式相場全体の方向感は慎重に見極めたい。前日までに7-9月期の決算発表がほぼ出揃ったため、個別に好業績銘柄を買い直す動きなどが有望と考えられる。
(小林大純)
<AK>

5日前

JASDAQ平均は4日ぶりに反落、投資マインド悪化で利食い優勢に



JASDAQ平均 3546.07 -8.92/出来高 8787万株/売買代金 528億円
J-Stock Index 3250.52 -7.97


 本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は4日ぶりに反落し、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに5日ぶりに反落した。値上がり銘柄数は215(スタンダード200、グロース15)、値下り銘柄数は372(スタンダード352、グロース20)、変わらずは62(スタンダード60、グロース2)。
 本日のJASDAQ市場は、日経平均の大幅安を眺めて、利益確定売りが次第に増えていった。朝方は好決算を発表した銘柄や値動きの軽さに着目した目先筋の買いなどが見られ、JASDAQ平均は一時前日比4.32円高の3559.31円まで値を上げる場面もあった。ただ、弱い中国の経済指標を背景に仕掛け的な売りに日経平均は午後に入り下げ幅を広げると、個人投資家のセンチメントもやや弱気に傾き、目先の利益を確保する売りが次第に増加していった。ただ、新規の手掛かり材料に乏しい状況に変化はなく、市場では「米中通商協議が進展するような報道など新たなきっかけ待ちの状態で全般は様子見気分の強い展開が続いた」との声が聞かれ、全般は狭い値幅でのもみ合い展開に終始した。
 個別では、今期2ケタの営業減益を見込むアルファクスが前日比400円(-22.81%)安の1354円とストップ安まで売られたほか、上半期の売上高が当初予想に対して未達になったアイレックス、通期業績予想を下方修正したクラスターT、昨日急騰した反動から利益確定売りが優勢となったイメージワンなどが下落となった。また、上半期営業利益が2ケタ減益となったヒーハイストや上半期営業損益が赤字に転落したMipoxも大幅に下落した。その他、RISE、ケイブ、ナビタス、小僧寿しなどが値下がり率上位にランクインした。
 一方、業績予想を上方修正したシンクレイヤが前日比246円(+22.00%)高の
1364円と上昇したほか、同じく業績予想の上方修正があった日本サード、今期営業利益が2ケタの増益見通しとなったアンビスなどらが揃ってストップ高まで買い進まれた。また、上半期営業利益が2ケタ増益となったHAPiNSも14%と大幅高を演じた。この他では、エムケイシステム、ナガオカ、フジトミ、プロルート、小田原機、ホロンなどが値上がり率上位になった。
 JASDAQ-TOP20では、セリア、メイコー、フェローテクなどが下落した。




・値上がり率上位10傑
 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率|
1| 1724|シンクレイヤ     |  1364|   246|  

5日前

マザーズ指数は3日続落、引けにかけ手仕舞い、JMCがストップ安比例配分

 本日のマザーズ指数は3日続落となった。前日の米国株式市場では、米中交渉が農産物購入を巡って難航していることが伝わり、主要3指数は高安まちまちに。一方、円相場が1ドル=109円を割り込んだことから、本日のマザーズ市場にも朝方から売りが先行した。朝方の売り一巡後にマザーズ銘柄に対する押し目買いの動きもみられたが、中国経済指標やデモが深刻化する香港株が軟調となり、マザーズ市場にも次第に手仕舞い売りが優勢となった。なお、売買代金は概算で701.31億円。騰落数は、値上がり95銘柄、値下がり195銘柄、変わらず10銘柄であった。
 値下がり率上位銘柄では、今期業績予想の下方修正を発表したJMCがストップ安比例配分となったほか、MTGやリビン・テクノロジーズが17%安に。売買代金上位では、そーせい、サンバイオ、ベルトラ、PKSHA、リネットジャパン、AI CROSS、UUUMが軟調。一方で、好決算や東証本則市場への変更申請準備開始を発表したメドピアが14%高になったほか、サイバー・バズやブシロード、メルカリ、セルソース、ラクスは上昇した。
<SK>

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