Category : マーケット情報

4週間前

JASDAQ平均は続伸、個人の投資マネーは中小型の優良株にシフト



JASDAQ平均 3548.97 +11.84/出来高 1億1170万株/売買代金 449億円
J-Stock Index 3246.34 +11.95


 本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は続伸し、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに3日続伸となった。値上がり銘柄数は355(スタンダード335、グロース20)、値下り銘柄数は239(スタンダード225、グロース14)、変わらずは61(スタンダード58、グロース3)。
 本日のJASDAQ市場は、新規の手掛かり材料に乏しいなか、個人投資家の資金が主力の東証1部市場から好業績の中小型株に向かい全般は堅調に推移していた。前日の米国市場はベテランズデーのため、債券市場が休みだったことから、市場参加者が少なく、株式市場は高安まちまちだった。円相場も1ドル109円台前半で落ち着いているが、円安基調が小休止しているため、手掛かり材料に欠ける一日だった。こうしたなか、個人投資家のマネーは、好業績の中小型株にシフトする場面が散見された。市場では「騰勢が一服している主力の東証1部市場銘柄を利食い、決算発表が本格化している新興市場中心の中小型株に資金が向かった」との声が聞かれた。また、午後中盤に入り、日経平均が再び騰勢を強めたことで、センチメントも上向き、JASDAQ市場にも買いが波及した。ただ、JASDAQ市場も年初来の高値圏で推移しているため、上値が軽いと言えるまでの動きではなかった。
 個別では、値動きの軽さから値幅取りの動きが強まったRISEが前日比21円(+100.0%)高の42円と急騰したほか、好決算が材料視されたセレスポおよびAKIBA、加えてナガオカなどがストップ高まで買い進まれた。この他では、7-9月期のSHOPLIST事業の黒字化が好感されたクルーズをはじめ、業績予想を上方修正したアイテック、ニューフレア、小僧寿し、JALCOHDなどが値上がり率上位にランクインした。
 一方、連日の上昇の反動からフジトミが前日比29円(-10.47%)安の248円と3日ぶりに反落し、業績予想を下方修正したヒーハイストは前日比36円(-9.09%)安の360円と急反落した。また、上半期の累計営業損益が赤字となったシダー、株主優待制度の廃止を発表した中京医薬、上半期累計営業利益が減益となったシンデンハイテ、今期が2ケタの減益見通しとなったエスケーエレク
のほか、イマジニア、大村紙業、共同PR、nms、新都HDなどが値下がり率上位になった。
 JASDAQ-TOP20では、セプテーニHD、メイコー、フェローテクなどが上昇した。




・値上がり率上位10傑
 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率|
1| 8836|RISE       |   42|   21|   100.00|
2| 9625|セレスポ

4週間前

マザーズ指数は反落、時価総額上位銘柄が押し下げ、値下がり率トップはセルソース

 本日のマザーズ指数は、時価総額の大きい銘柄群が指数を押し下げるかたちで反落となった。前日の米国市場は、香港情勢への警戒感が漂うなか、個別株が引き上げるかたちでNYダウが連日の最高値更新となった一方で、その他の主要指数は下落した。
マザーズ市場も、寄り付きこそは小高く寄り付いたものの、すぐに売りに押される展開となった。その後、早朝に進んでいた円高基調が一服するに伴い、日経平均の方は上げ幅を拡大していったが、マザーズ指数の方は大引けまで上値の重い展開が続いた。とりわけ、サンバイオやミクシィといった時価総額上位銘柄の大幅な下落が目立った。
 個別では、直近IPO銘柄であるセルソースとジェイックがそろって大きく下落したほか、業績予想を下方修正したビーアンドピー、今期の営業利益見通しが2ケタ減益となったピアズ、業績予想の上方修正を発表しながらも利益確定売りに押されたイノベーション、第3四半期の累計営業損益の赤字幅が拡大したWASHハウス、第3四半期の累計営業損益が赤字に転落したWelbyなどが大幅な下落となり、値下がり率上位となった。一方、上半期営業利益が大幅増益となったことが引き続き材料視されたアドバンスト・メディア、第1四半期の営業損益の赤字幅が縮小した好感が続いたサイジニアがそろって11%高の大幅上昇をみせた。また、第1四半期の営業利益が51%増となった日本リビング保証は6%超、株主優待制度の導入を発表したピーバンドットコムは4%超と上伸した。その他では、スタジオアタオ、ダブルエー、ハウテレビジョン、コプロHD、シェアリングテクノロジー、フィードフォースなどが値上がり率上位に並んだ。
 なお、売買代金は概算で594.68億円。騰落数は、値上がり141銘柄、値下がり144銘柄、変わらず14銘柄となった。
<YN>

1か月前

日経平均は反発、「23000円台での日柄調整」の様相

 日経平均は反発。38.35円高の23370.19円(出来高概算5億9000万株)で前場の取引を終えている。

 週明け11日の米株式市場でNYダウは10ドル高と小幅に3日続伸し、連日で過去最高値を更新した。ただ、旅客機「737MAX」の出荷再開見通しを発表したボーイングなどが押し上げ役となった格好で、米中貿易協議の先行き不透明感や香港のデモへの懸念から3ケタの下落となる場面もあった。本日の日経平均はこうした流れを引き継いで4円高からスタートすると、前日終値を挟んでもみ合う展開。米中協議への根強い期待から押し目買いが入り、一時23391.10円(59.26円高)まで上昇したが、一段の上値追いの動きは乏しかった。東証1部の値上がり銘柄は全体の4割強、対して値下がり銘柄は5割強となっている。

 個別では、任天堂、ソニー、ファーストリテ、太陽誘電
などがしっかり。堅調な決算だった太陽誘電は朝高後に利益確定売りが出る場面もあったが、プラス圏で前場を折り返した。その他の決算発表銘柄では博報堂DY、浜松ホトニクなどの上げが目立つ。前日に決算を受けて売られたダイフクは商いを伴って急反発。また、福島銀が連日で東証1部上昇率トップとなっており、東芝が完全子会社化を検討と報じられた東芝プラなども上位に顔を出した。一方、売買代金トップのソフトバンクGが2%超下落しているほか、トヨタ自や三菱UFJがさえない。業績予想を下方修正した三井金5706>や、ゲームアプリのリリース延期を嫌気した売りの続くオルトプラスが東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、建設業、その他製品、石油・石炭製品などが上昇率上位。反面、非鉄金属、ゴム製品、その他金融業などが下落率上位だった。

 前場の日経平均は朝方に一時マイナスとなったものの、プラス圏で推移する場面が多く、底堅い印象。しかし上値追いの動きも鈍く、前週末の当欄で予想したとおり「2
3000円台での日柄調整」といった様相だ。10月半ばからの1カ月での上昇幅はおよそ2000円に達する。8日発表された10月第5週(10月28日~11月1日)の投資主体別売買動向を見ると、外国人投資家の現物株買いが続く一方、逆張り志向の強い個人投資家は高値警戒感から売りを出している。先物については外国人投資家の買い越しが続いたが、足元で短期筋による買い戻しは一服しつつあるとも伝わっている。現在は外国人投資家の買いと個人投資家の売りが拮抗しやすい水準か。

 また、本日は前場の東証1部売買代金が1兆円を下回っている。前日も1日を通じて2兆1000億円あまりで、売買がやや低調となりつつある。追加関税の段階的撤廃を巡り米中の認識の食い違いが表面化し、改めて慎重姿勢を強めた投資家が少なくないことが窺える。さらに、今週後半は米中の経済指標発表が多く、これらの内容を見極めたいとの思惑が出てくる可能性もある。やはり目先の日経平均は高値もち合いになるとみておきたい。なお、今週は7-9月期決算発表の最終盤となる。主要企業の発表はおおむね一巡しつつあるものの、本日も富士フイルム、日産自、住友不などが発表を予定している。
(小林大純)
<AK>

1か月前

JASDAQ平均は小反発、決算を中心に個別株物色が活発



JASDAQ平均 3537.13 +13.98/出来高 5999万株/売買代金 481億円
J-Stock Index 3234.39 +7.50


 本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は反発し、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに小幅に続伸した。値上がり銘柄数は329(スタンダード309、グロース20)、値下り銘柄数は263(スタンダード248、グロース15)、変わらずは66(スタンダード64、グロース2)。
 本日のJASDAQ市場は、前週末の米国株高や、このところの東京市場の上昇基調などによる個人投資家マインドの改善を映して、主力株中心に買われた。JASDAQ平均は一時前週末比14.94円高の3538.09円まで買い進まれ、終値で年初来高値を更新した。市場では「株高に伴い個人投資家の信用取引においても含み損が縮小している」との声が聞かれ、こうした背景も東証1部市場が冴えない中での新興市場の株高に繋がったようだ。ただ、高値警戒感からの目先の利益を確保する売りが出たほか、アジア株式市場の大幅下落を受けて日経平均がマイナス圏でもみ合ったことも買い手控え要因につながり、上昇一巡後は狭い値幅での動きにとどまった。
 個別では、赤字縮小決算が引き続き手掛かりとなったフジトミが前週末比50円(+22.03%)高の277円と大幅に続伸したほか、好決算を受けた買いにソレキアが前週末比700円(+21.98%)高の3885円とストップ高まで買われた。また、第1四半期営業利益が大幅増益となり、通期の業績予想を上方修正したナガオカ、第3四半期営業利益が3ケタ増益となり、同様に通期の業績予想を上方修正した日本創発なども2ケタ台の大幅上昇を見せた。その他では、大村紙業、グロームHD、昭栄薬品、東洋合成、ホロン、ナカニシなどが値上がり率上位にランクインした。
 一方、第2四半期の営業利益幅が第1四半期に比べて鈍ったULSグループが前週末比387円(-13.68%)安の2441円と大幅に続落し、同様の理由から材料出尽くしとなった精工技研とオートウェーブも揃って値を消した。また、昨年に引き続き第1四半期の営業損益が赤字となったテックファーム、通期の業績予想を下方修正した岡本硝子、前週末のストップ高から利益確定売りが優勢となった第一商品、第1四半期の営業赤字が拡大したアイ・ピー・エスなども大幅に下落した。その他では、ケイブ、桜井製作、メイコーなどが値下がり率上位になった。
 JASDAQ-TOP20では、セプテーニHD、ユニバーサル、シノケンGなどが上昇した。




・値上がり率上位10傑
 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率|
1| 8740|フジトミ       |   277|   50|  

1か月前

マザーズ指数は反発、先週末急落したメルカリの動きなども支えに

 本日のマザーズ指数は反発となった。買い先行で取引を開始した後、870.44ptまで上昇する局面もあったが、日経平均が弱含んでマイナスに転じる中でマザーズ指数も上げ幅を縮小。とはいえ、前週末に急落し指数の重しとなったメルカリが反発していたことに加え、全体として中小型株が相対的に優位だったこともあり、その後は終日もみ合いが続いた。なお、マザーズ指数は反発、売買代金は概算で640.56億円。騰落数は、値上がり191銘柄、値下がり96銘柄、変わらず12銘柄となった。
 個別では、メルカリがマザーズ売買代金トップにランクイン。20年3月期の上期決算で営業損失が4.53億円(前年同期は30.53億円)と大幅に縮小した中村超硬も大幅高。大幅減収減益の上期決算を発表するも想定内との見方が強まったミクシィは3%高に。20年3月期の上期営業利益が前年同期の約2.1倍の2.77億円となったアドバンスト・メディアは15%高と急伸。また、中国アリババによる大規模なECセール「独身の日」の好調が伝わるなか、関連銘柄の一角と見られているMTGに物色も。その他、ホープ、くふうカンパニー、ITbookホールディングスなどが買われた。一方、20年3月期の上期営業利益が前年同期比98.5%減の0.03億円となったKudanや28日付で1部または2部に市場変更することと併せて株式の売り出しなどを発表し需給懸念が先行したユーザーローカルを筆頭に、Amazia、ALBERT、ユーザベースなどが売られた。
<FA>

1か月前

日経平均は小反落、相対的に出遅れている銘柄やセクターへの見直し意識

 日経平均は小反落。47.95円安の23343.92円(出来高概算6億株)で前場の取引を終えた。先週末の米国市場が小じっかりだった流れもあり、続伸して始まった日経平均は、寄り付き直後には一時23471.82円まで上げ幅を広げる局面もみられた。しかし、トランプ米大統領は中国に対する関税を完全に撤回することに、米国は同意していないと述べており、米中貿易合意への期待が薄れる格好。また、週明けの米国市場はベテランズ・デーの祝日となることもあり、海外勢のフローは限られる中、次第にこう着感の強い相場展開となった。さらに、香港メディアは、デモ隊と警察が衝突し、デモ参加者1人が警察に胸を撃たれたと伝えられる中、ハンセン指数が2%超える下落となったこともあり、手控えムードが強まっている。

 東証1部の騰落銘柄は値上がり数が1200を超えており、全体の過半数を占めている。
セクターでは倉庫運輸、パルプ紙、その他金融、サービス、繊維、保険、銀行がしっかり。半面、建設、石油石炭、ゴム製品、非鉄金属、鉱業、化学が冴えない。指数インパクトの大きいところでは、テルモ、ファーストリテ、大和ハウス、資生堂、ファナック、ソフトバンクGが軟調。一方で日産化4021>、セコム、ホンダ、エムスリーが下支え。

 日経平均は下げに転じているが、指数インパクトの大きいファーストリテ、ファナック、ソフトバンクGが揃って下げていることもあり、これらに抑えらた格好である。
一方で、TOPIXは前日比変わらずでの推移であり、底堅さが意識されている。規模別指数では大型株指数が下落する半面、中型、小型株指数はプラス圏で推移。また、REIT指数が弱い動きをみせており、物色対象がシフトしてきているようである。

 特にREITの弱い値動きに関しては、金利低下を背景とした資金シフトが続いていただけに、金利の落ち着きから利益確定の流れに向かっている状況であろう。そのほか、安全資産からの資金が逆流を見せてきているなかで、相対的に出遅れている銘柄やセクターへの見直しも意識されやすい。また、決算発表がピークを迎える中で、注目されていたホンダがプラス圏で推移している。業績下方修正はネガティブであるが、大規模な自社株買いが評価されているとみられるが、こういった値動きはセンチメントを明るくさせよう。

 主要企業の決算が概ね通過しており、今後本格化する中小型株の決算に関心が集まりやすいほか、物色についても中小型株へのシフトがみられるかが注目されるであろう。香港のデモを嫌気した中で大きなトレンドは出難いとみられ、決算等を手掛かりとした個別対応が続こう。
<AK>

1か月前

JASDAQ平均は小幅反落、次第に利益確定売りが優勢に



JASDAQ平均 3523.15 -8.18/出来高 1億585万株/売買代金 544億円
J-Stock Index 3226.89 +1.50


 本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は小幅に反落し、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはそろって3日ぶりに反発した。値上がり銘柄数は284(スタンダード275、グロース9)、値下り銘柄数は300(スタンダード274、グロース26)、変わらずは77(スタンダード75、グロース2)。
 本日のJASDAQ市場は、上昇して始まったものの、次第に利益確定売りが優勢となり小幅に下落となった。前日の米国市場は、中国商務省が、米中貿易協議において発動済みの追加関税を段階的に撤廃する方針で一致したと発表したことが好感されてNYダウなどが過去最高値を更新した。この流れを受けて日本市場もリスク選好ムードが広がり、JASDAQ市場でも買いが先行して始まった。JASDAQ平均は一時前日比7.22円高の3538.55円と3営業日ぶりにザラ場高値で年初来高値を更新した。ただ、米大統領補佐官による「現時点では『第1段階』の合意条件として関税撤廃を含めることに合意はない」との発言報道が伝わると、次第に買い見送りムードが強まった。また、週末要因に加えて、市場では「JASDAQ平均も高値警戒感がくすぶってきており、目先の利益を確保する動きにつながった」との声が聞かれ、午後は総じて軟調な展開となっていた。
 個別では、上半期の営業黒字転換を見込む第一商品が前日比50円(+28.09%)高の228円、業績予想を上方修正したホロンが前日比700円(+21.41%)高の3970円とともにストップ高まで買われた。また、上半期営業損益の赤字が縮小したフジトミ、第3四半期の累計営業利益が大幅増益となった応用技術もそれぞれ大幅に上伸した。このほか、国際チャート、NITTOKU、ケイブ、ナビタス、昭和真空、豊商事などが値上がり率上位にランクインした。
 一方、第2四半期営業利益が2ケタ増益ながらも材料出尽くしとなったコスモスイニシアが前日比114円(-14.29%)安の684円と4日ぶりに反落し、第1四半期が昨年に続き営業赤字となったホーブも前日比193円(-13.92%)安の1193円と6日ぶりに反落した。また、上半期営業利益が減益となったアテクトおよびツクイスタッフ、業績予想を下方修正したフェローテクなども大きく下落した。この他では、ラック、エムケイシステム、SAMURAI、マサル、APAMANなどが値下がり率上位に並んだ。
 JASDAQ-TOP20では、マクドナルド、ユニバーサル、ユビAIなどが上昇した。




・値上がり率上位10傑
 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率|
1| 8746|第一商品       |   228|   50|  

1か月前

マザーズ指数は大幅反落、メルカリ急落を嫌気

 本日のマザーズ指数は大幅反落となった。前日の米国株高や為替市場における円安進行から、指数は朝方こそ底堅いスタートとなったが、その後は大引けにかけて下げ幅を拡大する展開となった。米中貿易摩擦に対する好悪材料入り混じるニュースフローが伝わるなか、マザーズ市場では、前日大引け後に20年6月期第1四半期営業損益を70.10億円の赤字(前年同期実績25.13億円の赤字)と発表したメルカリに対する失望売りが指数を押し下げた。また、本日は週末要因に加え、大引け後のマザーズ主力級銘柄のミクシィによる決算発表を控えていることもあり、押し目買いの動きは乏しかった。なお、売買代金は概算で798.85億円。騰落数は、値上がり110銘柄、値下がり177銘柄、変わらず14銘柄であった。
 値下がり率上位銘柄では、前述したメルカリがスマホ決済での費用増や米国事業への先行投資が響いたことで赤字幅拡大となり、前日比で18%安になったほか、NATTY SWANKYや霞ヶ関キャピタルなどがそれに続いて大幅安に。
売買代金上位銘柄では、ジェイック、そーせい、サンバイオ、ブシロード、アンジェス、GNI、ラクスが軟調。一方で、セルソースがストップ高になり、Sansanは機関投資家による保有割合増加が明らかになったことで急伸したほか、Amazia、ホープ、中村超硬、Kudanなどは上昇。
<SK>

1か月前

日経平均は小幅に4日続伸、SQ通過で目先は日柄調整の可能性も

 日経平均は小幅に4日続伸。21.78円高の23352.10円(出来高概算8億6000万株)で前場の取引を終えている。

 7日の米株式市場でNYダウは182ドル高と反発し、過去最高値を更新した。米中が段階的な関税措置の撤廃で合意したと伝わり、買いが先行。ただ、合意は決定事項でなく「ホワイトハウス内で反対が出ている」との報道もあり、引けにかけて上げ幅を縮小した。米長期金利の大幅上昇とともに為替相場は1ドル=109.40円台まで円安方向に振れる場面があり、本日の日経平均も米株高や円安を好感して219円高からスタート。
オプション11月限の特別清算指数(SQ)算出に絡んだ売買が買い越しだったことも押し上げ要因になったとみられる。朝方には一時23591.09円(260.77円高)まで上昇したが、SQ値(市場推計で23637.93円)に届かず失速すると、前引けにかけてマイナスに転じる場面もあった。東証1部の値上がり銘柄は全体の5割強、対して値下がり銘柄は4割強となっている。

 個別では、前日に決算を受けて売られたソフトバンクGが2%超高と反発。4-9月期決算が市場予想を上回ったテルモは13%超高と急伸し、この2銘柄で日経平均を約92円押し上げた。その他売買代金上位では、米長期金利の上昇が買い材料視された三菱UFJや三井住友といったメガバンク株、決算を評価した買いが続くトヨタ自などが堅調で、自社株買い実施を発表したキリンHD
は9%超の大幅高。また、レックなどが東証1部上昇率上位に顔を出した。一方、ファーストリテ、東エレク、キーエンスなどが軟調で、任天堂は小安い。業績予想を実質的に下方修正した資生堂が急落し、バンナムHDやルネサスも決算を受けて売りがかさんだ。また、山田コンサル4792>や三桜工が東証1部下落率上位に顔を出した。セクターでは、精密機器、石油・石炭製品、倉庫・運輸関連業などが上昇率上位。反面、化学、その他製品、空運業などが下落率上位だった。

 米株高や円安の流れを引き継ぎ、本日の日経平均は200円を超える上昇でスタート。
中国政府が「米国と追加関税の段階的な撤廃で合意」と発表したことが好感された。
朝方には取引時間の年初来高値を大きく更新したが、その後失速しマイナス転換する場面も見られた。米中の合意を巡っては「米政権内で猛烈な反対が出ている」とか、
「ナバロ米大統領補佐官が、現時点で『第1段階』の合意条件として関税撤廃を含めることに合意はないと語った」といった報道もあり、米政権からの正式なコメントを待ちたいという思惑が広がっているようだ。

 SQ通過後の失速に需給面への懸念がくすぶる可能性もある。このところ外国人投資家の買いは現物株中心だった印象だが、日経平均寄与度が大きいファーストリテの本日の軟調ぶりを見ると、先物にまとまった売りが出ているとみられる。上に付けたSQ値は目先の上値めどとして意識されやすい。企業による業績下方修正が相次ぎ、日経平均の予想1株当たり利益(EPS)が縮小するとともに、直近の株高で予想PERは13倍台後半まで上昇。バリュエーション面でも警戒感が出やすい局面だろう。米中協議の進展や企業業績の底入れによる「年末高」への期待も根強いため、下値では押し目買いの動きがあるだろうが、日経平均は目先23000円台で日柄調整、個別株物色中心といった展開も想定しておきたい。
(小林大純)
<AK>

1か月前

マザーズ指数は反発も、決算発表ピーク前に上値重い、Amaziaはストップ高

 7日のマザーズ指数は反発となった。前日の米国株式市場で、米中首脳会談の開催時期が12月となる見込みであると報じられたことで貿易摩擦解消期待が後退したなか、円相場も1ドル=109円を割り込んだ。これを受け、本日のマザーズ市場には朝方からやや売りが先行した。一方で、決算後の市場反応が注目されていた東証1部のソフトバンクGが急速に下げ幅を縮小したことから、個人投資家のセンチメントにも好影響を与え、マザーズ銘柄に対する買い戻しの動きも散見された。その後もマザーズ指数はプラス圏での推移となったが、明日の決算発表ラッシュのピークを前に、物色の広がりはみられず、積極的な上値追いには至らなかった。なお、売買代金は概算で523.99億円。騰落数は、値上がり141銘柄、値下がり141銘柄、変わらず19銘柄となった。
 値上がり上位銘柄では、業績面が好感されたホープやAmaziaのほか、霞ヶ関キャピタルなどがストップ高水準まで買い進まれた。売買代金上位では、ブシロード、ラクス、ロゼッタ、JIA、マネーフォワード、エディア、チームスピリットが上昇。一方で、セルソースが8%安になったほか、中村超硬、ジェイック、そーせい、サンバイオ、メルカリ、ナノキャリア、ALBERTは軟調。
<SK>

1か月前

JASDAQ平均は小反発、手掛かり材料に乏しく小動き



JASDAQ平均 3531.33 +2.28/出来高 6344万株/売買代金 424億円
J-Stock Index 3225.39 -7.73


 本日のJASDAQ市場は、JASDAQ平均は小反発し、JASDAQ-TOP20、J-Stock Indexはともに続落した。値上がり銘柄数は300(スタンダード288、グロース12)、値下り銘柄数は287(スタンダード264、グロース23)、変わらずは73(スタンダード71、グロース2)。
 本日のJASDAQ市場は、直近の株価上昇によって年初来高値圏で推移するなか、売り先行で始まったが、後半に持ち直す格好となった。前日の米国市場では、連日の最高値更新を受けた利益確定の動きのほか、米中首脳会談の開催時期が12月になる見込みであると報じられたことでNYダウは小反落となった。これを受けて、JASDAQ平均は売り先行で始まった。ただ、朝方進んでいた円高基調が一服して日経平均が底堅さを見せるにつれ、個人投資家心理も改善したとみられ、JASDAQ平均はその後は買い戻しの動きが優勢となり、結局、大引けにかけてプラス圏に復帰する展開となった。
 個別では、ゼンショーHD子会社が完全子会社化すると発表したココス
が前日比219円(+15.78%)高の1607円と急騰し、第1四半期営業損益の赤字が縮小したホーブは前日比153円(+12.41%)高の1386円とそれぞれ大幅に値を上げた。
また、業績予想を大幅に上方修正した藤井産業、上半期営業利益が127%増となった日パレットなども大きく上昇した。この他では、シダー、ANAP、エヌ・シー・エヌ、カイカ、メイコー、大木ヘルスHDなどが値上がり率上位にランクインした。
 一方、直近の株価上昇の反動から利益確定売りが出たムトー精工が前日比71円(-10.11%)安の631円と続落し、業績予想を上方修正しながらも材料出尽くしとなった遠州トラックは前日比159円(-7.69%)安の1908円と大幅反落した。また、急騰からの利食い売りが続いたヒーハイスト精工、国内大手証券によるレーティング引き下げがあったセリアなども5%超の下落となった。このほか、エヌジェイHD、栄電子、ラック、五洋インテ、フジタコーポ3370>などが値下がり率上位になった。
 JASDAQ-TOP20では、ユニバーサル、クルーズ、ユビAIなどが下落した。




・値上がり率上位10傑
 |コード|銘柄          |  現値| 前日比|   前比率|
1| 9943|ココス         |  1607|  

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