Category : Miniトピック

2日前

米中通商協議のすみやかな進展は期待薄か

 14日のニューヨーク市場では、米中通商協議における最終合意の形成は容易な作業ではないとの思惑が広がり、長期債などの利回りは低下した。14日に発表された中国関連の経済指標が悪化していることも嫌気されたようだ。米国の経済指標では、10月生産者物価コア指数は前年比+1.6%で市場予想を上回ったものの、上昇率は9月実績の同比+2.0%を下回った。

 市場関係者の間では、「米中通商協議が12月中に大きく進展する可能性は残されているが、知的財産、農産物購入、関税についての交渉は難航しているのではないか?」との懸念が浮上している。トランプ米大統領は12日に行った講演で、「米中の第1段階の通商合意が間近である」と述べているが、一部の市場関係者は「中国側が米国に譲歩しない場合、通商合意の成立は期待できないが、中国側が早い段階で譲歩する保証はない」と見ている。12月15日に追加関税が発動される可能性は消えていないことから、リスク回避的な取引は増える可能性がある。
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3日前

米中通商協議のすみやかな進展を阻むものとは?

 13日のニューヨーク市場では、米中通商協議の先行きは不透明であり、協議のすみやかな進展に対する懐疑的な見方が浮上したことから、米長期金利は低下し、リスク回避的な円買いが観測された。一部報道で「状況が悪化すれば、中国は米国の農産品購入を停止できる」との中国高官の発言が伝えられた。トランプ米大統領は12日に行った講演で、「米中の第1段階の通商合意が間近である」と指摘したが、「中国が米国と妥結しない場合、中国製品に対する関税を大幅に引き上げる」との見解を表明しており、市場関係者の間からは「輸入関税の早期撤廃の可能性は大幅に低下した」との声が聞かれている。

 市場関係者の間では「年内における米中通商協議で大きな進展がなかった場合、来年1月の米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で追加利下げが決定されることもあり得る」との見方も浮上しており、早期追加利下げを警戒してドルの上値は重くなる可能性がある。
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4日前

米中通商協議の進展次第で2020年も利下げ継続の可能性

 トランプ米大統領が12日に行った講演で、「米中の第1段階の通商合意が間近である」、「米国に恩恵をもたらすものでなければ受け入れない」、「中国が米国と妥結しない場合、中国製品に対する関税を大幅に引き上げる」などの見解が表明されたが、これらの発言はすでに伝えられているものであり、市場の反応は乏しかったようだ。

 ただ、一部市場関係者は、「トランプ大統領が米連邦準備制度理事会(FRB)の金融政策についての批判を強めていることを軽視すべきではない」と指摘している。米中通商協議に大きな進展がなかった場合、12月か来年1月に開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で追加利下げが決定される可能性は十分残されているとの声も聞かれている。
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5日前

英総選挙における保守党有利は動かないが・・・

 報道によると、欧州連合(EU)からの離脱を訴える英ブレグジット党のファラージ党首は11日、12月に行なわれる総選挙で、与党保守党が前回の選挙で勝利した選挙区に対立候補を擁立しないと表明した。市場関係者の間からは「ブレグジット党が保守党の勝利を後押しすることで総選挙での保守党有利は動かない」との声が聞かれている。11日のニューヨーク市場では、英総選挙での与党勝利でEUからの英国の離脱は円滑に行なわれるとの思惑が広がり、ポンド買いが優勢となった。

 ただ、11日発表された7-9月期の英国内総生産(GDP)は前年比+1.0%で市場予想をわずかに下回った。また、英中央銀行の2名の金融政策委員は先週開かれた金融政策決定会合(MPC会合)で、経済の減速傾向を理由に利下げを主張しており、与党保守党が総選挙で勝利しても英国の金利見通しが上方修正される可能性は低いとみられる。
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6日前

米中通商協議の行方は依然として不透明

 報道によると、トランプ米大統領は9日、「中国との通商協議はとてもうまく進んでいる」と述べたものの、「米国にとって適切な内容である場合のみ合意を受け入れる」との考えを示した。8日には、「中国は関税撤廃を望んでいる、私はまだなにも合意していない」、「中国は通商合意の成立を私が望んでいる以上に望んでいる、現状に満足している」との見方を伝えている。輸入関税の撤回についてトランプ大統領は
「何も合意していない」と語っているが、12月15日の追加関税の発動は回避される可能性が高いとの見方が広がっている。

 市場関係者の間からは「米中通商協議は第3段階まで想定されており、協議は2020年後半まで続く可能性がある」との声が聞かれている。ある市場関係者は「通商協議の第1段階の合意に関する署名手続きは12月中に行なわれるとしても、その時点で第2段階以降の通商協議や関税撤回について具体的な計画が提示されない場合、株安・円高の相場展開となる可能性がある」と指摘している。
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1週間前

米中輸入関税の段階的撤回への期待広がる

 報道によると、米国と中国は通商協議の第1段階の合意の一環として、双方が発動した追加関税を段階的に撤廃することで合意した。中国商務省の報道官は7日の会見で、
「中国と米国は双方が発動した追加関税を段階的に撤廃することで合意した」との見方を伝えた。一部報道によると、追加関税を段階的に撤廃する合意について米ホワイトハウス内や外部の顧問から激しい反対論が出ているとみられ、米ホワイトハウスは7日、「対中関税撤廃は決定事項ではない」と発表している。

 市場関係者の間からは「追加関税の段階的な撤回で米中が合意したことを中国側が先に伝えたことは注意すべき」との声が聞かれている。それでも、米中の当局者から追加関税の段階的な撤回に関するコメントが出ていることから、市場関係者の一部は
「12月初旬までに通商協議の第1段階の合意について署名される可能性は高い」と想定しており、米中双方は重要事項の適切な解決に向けてさらに協議を進める可能性があるとみられている。
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1週間前

米中通商協議の早期進展への期待はやや後退か?

 ロイター通信は6日、米政府高官の話を引用し、「米中の第1段階の通商合意の署名は12月にずれ込む可能性がある」と伝えた。報道によると、条件や開催地を巡る協議は続いており、開催地は12月3-4日に北大西洋条約機構(NATO)首脳会議が開催されるロンドンになる可能性もあるとみられている。

 市場関係者の間では「現時点で第1段階の通商合意はまだ達成されていないことから、11月中に署名される可能性は低い」との慎重な見方が広がっている。ただ、米中通商協議が中断されるとの懸念は特に高まっていないことから、米中通商協議は12月にかけて大きな進展がみられる可能性は残されている。12月15日に予定されている約1560億ドルの対中輸入関税の発動は回避される見込みだが、この点については予断を許さない状況が続くとみられる。
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2週間前

米中通商協議進展もトランプ米大統領はドル高進行を警戒か

 5日のニューヨーク市場では、米中通商協議のさらなる進展への期待や10月ISM非製造業景況指数の改善を受けて米長期金利は上昇し、ドルは主要通貨に対して強い動きを見せた。一部報道によると、中国は米国との通商協議における「第1段階」の合意に関して、9月に発動した対中輸入関税を取り除くよう米国側に求めているようだ。報道によると、第1段階の合意には12月15日に予定されている約1560億ドルの対中輸入関税の発動を中止することも含まれているもよう。

 市場関係者の間からは「米中通商協議の行方について楽観視できないが、今月中に協議が大きく動く可能性は否定できない」との声が聞かれている。この動きを好感してリスク選好的なドル買いが観測されているが、「トランプ米大統領はドル高を抑制するために利下げを要求する可能性が高い」との見方も出ており、金利や為替に関するトランプ大統領の発言が警戒されている。
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2週間前

米中通商協議の早期進展への思惑後退、米国当局の対応に注目

 米ブルームバーグは10月31日、匿名筋の情報として「中国はトランプ米大統領と長期的で包括的な通商合意を結べるのか疑問視している」と報じた。また、同報道によると「中国当局者は、トランプ大統領の衝動的な性格を不安視しており、米中両国が数週間以内の調印を目指している暫定合意をトランプ氏が取り消す恐れがあると懸念している」と伝えたもよう。これまでのところ、この報道に対する米国政府の反応は確認されていないが、米中通商協議のさらなる進展に対する懐疑的な見方が広がっており、市場関係者の間からは「米国当局の対応を注目したい」との声が聞かれている。

 ただ、一部の市場関係者は「米中通商協議がすみやかに進展することは望ましいが、いくつかの問題を巡る両国の利害関係を調整することは簡単な作業ではない」と指摘し、「最終的な合意形成は来年に持ち越される可能性が高い」と予想している。

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3週間前

米インフレ動向に対する関心高まる

 10月29−30日に開かれた米連邦公開市場委員会(FOMC)の会合で、フェデラルファンド(FF)金利の誘導目標水準を現行の1.75%−2.00%から1.50%−1.75%に引き下げることが賛成多数で決定された。0.25ポイントの追加利下げは予想通りだったが、FOMC声明から「適切に行動する」との文言が削除されており、12月に追加利下げが実施される可能性は極めて低いとの見方が広がっている。

 ただ、パウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の会見で「現在、利上げは検討していない。利上げには著しいインフレの上昇が条件となる」との見方が伝えられたことから、来年前半に追加利下げが実施される可能性は残されているとの思惑も浮上している。市場関係者の間からは「FRBが参考にしているコアPCEの上昇率は2%を下回る状態が続いており、インフレ動向次第では早い時期に追加利下げが検討されてもおかしくない」との声が聞かれている。
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3週間前

米中通商協議の早期進展への期待はやや後退

 米政府当局者が29日、明らかにしたところによると、米中通商協議で第1段階の合意文書の署名が、来月開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)に間に合わない可能性があるようだ。報道によると、政府当局者は「合意は崩れていない」、「準備が出来ていない」との見方を伝えている。第1段階の合意には、農産品や銀行に関する部分が含まれるとみられているが、米中の署名時期は定まっていないことから、通商協議の早期進展への期待はやや後退した。

 一部の市場関係者は、「第1段階の合意文書の署名が11月のAPECに間に合わない場合、米中通商協議の全ての分野で合意に達する時期については予断を許さない状況となった」と指摘しており、リスク選好的な取引がただちに拡大する可能性は低いと見ている。
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